「地元から離れた場所で、もし求人の話と違ったらどうしよう」「知らない街でトラブルになったら、誰にも頼れないかも」

出稼ぎを考えるとき、こんなふうに不安になりますよね。その気持ち、すごくわかります。でも実は、こうしたトラブルは出発前の確認でしっかり防ぐことができます。この記事では、安心して出稼ぎに行くための具体的なポイントを整理してお話しします。

お金に関するトラブルは、防ぐことができます

お金のことだからこそ、余計に不安になりますよね。

「お給料が聞いていたより少ない」といったお金のトラブルは、実際にゼロではありません。でも、これは事前にしっかり確認しておけば防げるというケースがほとんどです。

トラブルの多くは、お給料や条件がはっきりしないまま出発してしまうことが原因で起こります。裏を返せば、出発する前に条件をはっきりさせておけば、怖い思いをすることはなくなります。

求人広告には、守るべきルールがあります

「ルール遵守」のアイコン

求人の情報がどこまで信用できるのか、気になりますよね。

求人を出すときは、誰が募集しているか、お給料はいくらかなどを正確に書かなければいけないという法律の決まりがあります。出稼ぎの求人でもこのルールは同じです(詳しいチェックポイントは「『ノルマなし』の求人、その裏側にあるルール」の記事で解説しています)。出稼ぎの場合は、これに加えて次のポイントを必ず確認してください。逆に言えば、この条件をきちんと説明してくれるお店は、それだけで信頼できる目安にもなります。

トラブルを防ぐための「出発前チェックリスト」

「出稼ぎならではの注意点!」交通費・給料や待遇・住まい・トラブル時の連絡をまとめたイラスト

何を確認すればいいのか、具体的に知りたいですよね。

一番のトラブル対策は、約束した条件をメッセージなど文字で残しておくことです。具体的には、次の4つを出発前に必ず確認してください。

  • お給料はどう計算されるか(罰金はあるか、いくら保証されるかなど)
  • お部屋代(寮費)や交通費は、最終的に自分がいくら払うのか(「無料」の条件も確認)
  • 契約の期間と、どうしても帰りたいとなったときの対応
  • 現地で困ったときの連絡先(お店の人以外の相談窓口も)

電話での口約束だけで終わらせず、メッセージのやり取りとして残しておくと、言った・言わないのトラブルを確実に防ぐことができます。

出発する前と、到着した後にできること

時計とスーツケースの「出発前後」アイコン

準備していても、当日は不安になるものですよね。

出発する前は、お店から送られてくる条件のメモなどを必ず読んで、わからないことはそのままにせず聞いてください。

もし現地に着いてから聞いていた話と違うなと感じたら、慌ててそのまま働き始めなくて大丈夫です。まずはやり取りの履歴などの記録を見返して、状況を整理してみてください。支援団体や相談窓口には、すすきのからでもすぐに連絡できますよ。

万が一のために、誰か一人には伝えておく

緊急連絡先メモのイラスト

誰にも言えないまま行くのは、少し心細いですよね。

親や友達にお仕事のことを言えない場合でも、いつからいつまで、どのあたりに行くかだけでも、誰か一人には伝えておくことをおすすめします。ちょっと北海道に旅行に行ってくるね、といった簡単な理由で大丈夫です。誰か一人でもあなたの居場所を知ってくれている人がいれば、それだけで大きな安心につながります。

困ったときは、ひとりで抱え込まないで

知らない街で、さらに慣れないお仕事の中で「あれ」と思うことがあっても、ひとりで冷静に判断するのは難しいですよね。そんなときは、ひとりで悩まずに事前にメモしておいた連絡先を頼ってください。お店の人以外に相談することで、どうすればいいかが見えやすくなります。

少しでも「おかしいな?」と思ったら

「立ち止まる」女性のイラスト

違和感を無視していいものか、迷いますよね。

求人を見ていてなんか怪しいかも、返事をすごく急かされるなと感じたら、その違和感を無視せず、一度立ち止まってください。契約する前ならいつでも断れますし、気を使う必要はまったくありません。

出発の直前に、これだけは確認!

お家を出る前に、身分証明書、お給料など条件のメモ(スクショでも大丈夫です)、緊急連絡先のメモが手元にあるか、もう一度確認してください。スマホの充電が切れてしまったときのために、大切な連絡先は紙に書いてお財布に入れておくと、いざというときとても安心です。

出稼ぎのトラブルは、出発前のほんの少しの確認で、そのほとんどを防ぐことができます。お仕事の条件は、必ず文字で残してから出発を決めてくださいね。